2021年7月の評価損益です。
また、厚生省が雇用保険料の引き上げ検討に入ったとのニュースがあり、配当金に換算してみました。
毎年1月に総決算をしようと思っています。
↓2021年1月です。
評価損益【2021年7月】
株式①が高配当株、株式②が個別株、株式③が持ち株です。
株式①は配当目当ての投資、株式②はキャピタルゲイン目当ての投資。
投資信託①が積立てnisa、投資信託②がnisa枠外です。
表中の数字は収入ではなく含み益です。
1月から7月までの含み益の変化は、560,456 ー 158,884 = 40万1572円。
(出展:日経平均株価【998407.O】:チャート – Yahoo!ファイナンス)
日経平均株価はデルタ株による、コロナウィルス感染再拡大を受けて下落。
株式①(6月→7月)の高配当株は日経平均株価とほぼ連動して約3%の下落。
7月は日経平均株価も約¥1,500下落しています。
株式③も自社株ですが、同じような動き。
うって変わってアメリカのS&P500は最高値を更新し続けています。
世界最強と言われていますが、どこまで続くのか。
【7月のNEWS】雇用保険料が引き上げ検討
厚生省が雇用保険料が引き上げ検討に。
(出典:コロナ禍で財源不足 雇用保険料の引き上げ検討…負担増を嫌う企業による雇用の不安定化懸念も (fnn.jp))
あら、やだ。家計の負担が増えるじゃない。
給料から天引きされている”あれ”ですが、『コロナで疲弊する国民や企業からお金を巻き上げなくても…』なんて声もみられます。
実際いくら引かれているのか確認してみました。
↓労働者が負担する雇用保険料率
- 一般の事業 3/1000(0.3%)
- 農林水産・清酒製造の事業 4/1000(0.4%)
- 建設の事業 4/1000(0.4%)
一般の事業だと給料が30万円、ボーナス50万円×2回の人を例に計算すると
1月あたり、30万円 × 3/1000 = 900円
ボーナス、50万円 × 3/1000 = 1,500円
年間にすると 900 × 12 + 1,500 × 2 =13,800円/年
仮に雇用保険料率が0.1%引き上げられると。
同様に給料が30万円、ボーナス50万円×2回の人を例に計算すると
1月あたり、30万円 × 4/1000 =1,200円
ボーナス、50万円 × 4/1000 = 2,000円
年間にすると 1,200 × 12 + 2,000 × 2 =18,400円/年
その差額は。
18,400 - 13,800 = 4,600円/年
雇用保険料率がいくら引き上げられるかによりますが、意外と少ないと感じた人もいるのではないでしょうか。
【CHECK】配当金に換算してみる
ここからは配当金に換算してみます。
4,600円の配当金を得るために必要な投資金額は?
まず 4,600円の配当金は20.315%の税金が引かれていますので
4,600 ÷{(100 - 20.315)÷100 }≒ 5,772円(税引前の配当金)
年間 3%の配当金を得られるポートフォリオを組めていたとすると
5,772 ÷ (3/100) = 192,400円
必要な投資金額は 192,400円となります。
配当金として考えるのは極端ですが、 19万円の投資が無になると考えると大きい。
最後に雇用保険料率の推移を見てみます。
実は雇用保険料率は減少傾向にあったのと、平成29年からは横ばいでした。
下がる場合に褒め称える人は少ないですが、引き上げには不平不満がでる。
政治家さんも大変なお仕事だなとつくづく思う。
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